唐沢寿明に子供がいない理由が泣ける!自分の幸せは”相手が幸せであること”

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50歳代で今でも大活躍されている俳優さんといえば高嶋政伸さん、豊川悦司さん、織田裕二さん、寺島進さん、遠藤憲一さん、哀川翔さん、佐藤浩市さん、椎名桔平さんなど数多くのタレントさんが名前を連ねる中、唐沢寿明さんはその中でもトップクラスに位置しています。

 

かつてはトレンディ俳優として人気を博し、年を重ねてからも「白い巨塔」で主人公「財前五郎」役を演じるなど、今では実力派俳優として確固たる地位を築きました。

 

そんな唐沢寿明さんはドラマで共演した山口智子さんと平成7年に結婚をしましたが、子供はいません。

 

新婚家庭に子供ができるのはごく自然の現象で、新婚当時は子供ができない唐沢寿明山口智子夫妻に「仮面夫婦」「不妊治療中」などの噂が飛び交いましたが、今では誰もが認めるおしどり夫婦ぶりを見せつけています。

 

実は二人は子供を作らないという人生を選択しました

その理由を紐解くと二人の愛情が見えてきます。

 

画像出典元:grape

唐沢寿明に子供がいない理由

 

主な理由は二つあります。

 

〇山口智子智子の意見を尊重した。

 

一つ目の理由は”子供は持ちたくない”という山口智子さんの意見を受け入れたからです。

 

”普通”とか”当たり前”という言葉を使うと、普通、結婚と出産は一括りにされます。

子供がいないというだけで色々と噂を立てられることは”当たり前”で、普通、世間体を考えても子供は持ちたいと思うでしょう。

それに両親に孫を抱かしてやりたい、老後の面倒を見てもらいたい、などの理由で子供を作る夫婦もいることは確かです。

 

しかし唐沢寿明・山口智子夫婦は流れとか常識に捉われませんでした。

 

テレビで共演したことがきっかけで交際を始めたお二人ですが、一目見た時から唐沢寿明さんは山口智子さんと結婚したいと思ったそうです。

 

赤い糸で結ばれていたのでしょうか。

 

唐沢寿明さんは一個人として山口智子さんを愛し、人生を共にしたいと言われているように、近くに彼女の存在があり、支えあい生きていければ、それだけでよいと思ったのです。

 

『自分がしてほしいことを相手に押し付けるのではなくて、相手が幸せでいてくれることが自分の幸せ』唐沢寿明さん。

 

実際に、この結婚生活の間に、唐沢寿明さんが山口智子さんに思いを強要したり怒りをぶつけたことはないそうです。

 

一人の女性を愛し続けるという決意をした唐沢寿明さんは立派ですよね。

顔もイケメンですが考え方も男前ですね。

 

〇幼少期の家庭内の不和

 

二つ目に唐沢寿明さんの幼少期の家庭に原因があります。

唐沢寿明さんの両親は大変不仲で毎日喧嘩が絶えませんでした。

そんな両親のピリついた空間の中にいた唐沢寿明さんに快い居心地があるはずがありません。

ある日、いつもの夫婦喧嘩の途中に、父が母に対して「出ていけ」と一喝します。

母親の見方だった唐沢寿明少年はモルタルの壁を叩いて「親父が出ていけ」と凄んだところ、父親は家を飛び出します。

 

これでひと先ずは安心と胸をなでおろしたところで母親に褒めてもらえるのかと思いきや、母親に「お前が出ていけ」と言われました。

 

そしてそのあと家出をし、両親からは勘当されました。

高校2年生の時です。

 

大人になれば人の心理というものがわかってくるものの、まだまだ高校時代は狭い概念の中でしか物事を考えられませんから、この時、作り上げてしまった”家族というもの”がゆがんだ形で根付いてしまったのかもしれません。

 

そんな苦い思い出から自らが子供を持つことに臆病になっていたのかもしれませんね。

山口智子が子供を作りたくない理由

画像出典元:まいじつ 

ところで山口智子さんはどうして子供を持ちたくないという考えを持っているのでしょうか。

 

子供はいなくてもよい、という軽い表現ではなく、子供は持ちたくないと言い切っているのですから。

 

それは山口智子さんの生い立ちに答えがあります。

 

山口智子さんは1964年10月20日、栃木県生まれの現在56歳。

 

まもなくあら還とは思えない美貌を保っていますが、幼少期は複雑な家庭環境で育ちました。

生まれた家は栃木県の老舗旅館。
現在は閉館されていますが120年以上続いた由緒正しい旅館です。

 

山口智子さんが6歳の時、両親が離婚。
そのあと、山口智子さんと山口智子さんの妹は母親が親権となり長野県へ移ります。

 

しかし小学生の山口智子さんは優しく育ててくれたお祖母ちゃんのことが好きで一人栃木県のお祖母ちゃんの元に戻ります。

 

結局、山口智子さんが実家の跡を継ぐべく、父親が親権となり、栃木の実家の旅館で生活をすることになります。

そんなことがきっかけで、母と妹とは疎遠になり、山口智子さんは祖母の禮子(あやこ)さんのことをお母さんと呼ぶようになり、山口智子さんが20歳の時、祖母・禮子さんは戸籍上の「母親」となり、山口智子さんは禮子さんの養女となりました。

 

お祖母ちゃんは山口智子さんを立派な旅館の女将になるよう教育しました。

 

そんな中、山口智子さんは考えるのですねえ。

 

このままレールに乗ったまま旅館を継ぐ。
将来は祖母が抱えている苦労を当たり前のように自分が背負うことになる。

 

もしかしたら山口智子さんが見た祖母の姿は幸せに見えなかったのかもしれませんし、たった一回の人生で本当に旅館の女将として自分に与えられた時間を使って悔いはないのか。

 

山口智子さんは毎日自問自答を続けたのでしょう。

 

そして山口智子さんは決断します。実家は継がないと。

 

 

禮子さんの考えで「旅館の女将には学歴は必要ない」と女将の技を教え込まれているなか、「2年経ったら帰ってくるから」と祖母を説得し、家を出て青山学院女子短期大学家政学科で寮生活を始めます。

 

 

22歳で、スカウトされ、「東レキャンペーンガール」に選ばれ、翌年、たまたま目にしたNHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」のヒロイン役のオーディションに参加し、見事に合格します。

 

 

そしてこの番組の共演がきっかけで、現在の夫・唐沢寿明さんと出会うことになります。

 

画像出典元:芸トピ 

 

まさに運命の舵を切ったのは山口智子さん自身の決断と行動だったのですね。

 

ちなみに

山口智子さんが42歳の時、父・雅平さんが死去(65歳)。
これと同時に旅館は廃業しました。

また山口智子さん53歳の時、祖母の禮子さんが死去(96歳)しています。

 

 

幼い頃、こういう人生を経験すると自分の親を反面教師とし、自分の子供には幸せになってもらうと思う女性もいるかもしれません。

 

しかし山口智子さんは自分は子供を作らないという選択をしました。

 

親とは?子供とは?責任や義務など複雑な人間模様を考えた結果なのか、何となく、なのかはわかりませんが、一世一代の決断だったですね。

 

 

そしてこの考えが、子供は要らないという女性に勇気を与えましたね。

 

現在の二人の様子

そろそろやりたいことをやったら?

そんな言葉に後押しをされ、山口智子さんも本格的に女優業を再開しました。
昨年11月2日からスタートした「監察医 朝顔」に出演。

 

同じく10月からスタートした「24JAPAN]では唐沢寿明さんが主演を務めています。

 

そんな中、10月20日に56歳の誕生日を迎えた山口智子さんと唐沢寿明さんが腕くみデートをしている様子がスクープされました。

画像出典元:Yahoo!ニュース 

 

子供がいないというだけで「仮面夫婦」「別居生活」と噂された時代もありましたが、今では誰もがうらやむおしどり夫婦を堂々と見せつけています。

 

平凡な人生なんてないという言葉がありますが、だれでも人生は波乱万丈ですよね。

唐沢寿明・山口智子夫妻も例外ではありません。

1992年1月22日に起こった、二人の交際が明るみにでたきっかけにもなった、暴漢事件も

日常のなかで起こりうることではないでしょう。

しかし色々な人物像を表現しなければならない俳優のお二人。

今までの辛かった過去も、今のお仕事に十分役立っていることともいます。

今後の益々のご活躍をお祈りしています。

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