放送作家の仕事が近年注目を集めていますが、音楽プロデューサーを兼任する秋元康さんは、あまりにも有名です。
世界のナベアツさんのように、芸人と放送作家の二足のわらじで活動する人もいますが、以前から似たような傾向にありました。
画像出典元:あの人は今
元東京都知事の青島幸男さんは『シャボン玉ホリデー』等の構成を担当したことで知られています。
https://www.jiji.com/jc/d4?p=tcj141-jpp04602975&d=d4_psnより引用
そのほかたけし軍団のダンカンさんや物真似芸人で知られる清水ミチコさん等も放送作家としても活躍をしています。
https://dot.asahi.com/aera/2016110900200.htmlより引用
放送作家とは?
放送作家とは、テレビ番組にラジオ番組やネット配信の制作における「企画」「構成」と呼ばれる仕事を専門的に行う作家のことを指します。
構成を行う作家の意味で、構成作家とも言われる場合があります。
テレビ業界では、省略して単に「作家」とも言われ親しまれていますが、ラジオ業界では、構成作家という呼び方が一般的のようです。
最初の頃は週に10本もの企画を書いて、15本のうちに1本程度採用されるとのことで、思った以上にハードです。
情報力と構成力が放送作家の仕事をこなす上での重要な鍵となり、意見をぶつけあうのは、それほど珍しいことではありません。
さだって誰?
さだとは吉田定夫さんのことで、滋賀県彦根市出身のバラエティ番組を中心に活動する日本の放送作家のことです。
https://www.info-dive.net/talent/sada-01より引用
大阪NSC(吉本総合芸能学院)12期生で、同期に小籔千豊さんや2丁拳銃、COWCOW等がいます。
画像出典元:Re:GEINOU
https://a-genzai.com/cowcow/より引用
さださんは、ヘコキブンブンという芸名の元は芸人で、心斎橋筋2丁目劇場に出演していたと言う経歴を擁しています。
芸人としては、あまり売れなかったので、放送作家に転向しました。
さださんの今まで手掛けた主なテレビ番組は、『ウラ日テレ』『ロンブー龍』『ロンQ!ハイランド』『リンカーン』等です。
https://ameblo.jp/1969061225/entry-12452156104.htmlより引用
画像出典元:Images of ロンブー龍
画像出典元:apr
https://tokozo123.com/lincoln/より引用
さだと松本の関係は?
ネット上ではさだと松本の関係は?との質問が見られます。
近年さださんは、松っちゃんこと松本人志さん出演の番組を手掛けることが多いです。
2014(平成26)年に松っちゃんの一言からスタートした『松本家の休日』は、予算1万円で地元関西をゆるく楽しみ番組で、話題となりました。
https://thetv.jp/news/detail/50582/より引用
プライベートでも松っちゃんに可愛がられているのがさださんです。
さださんが手掛ける番組の『ワイドナショー』『ダウンタウンなう』『福岡人志、 松本×黒瀬アドリブドライブ』『芸人ドキュメンタリー 下がり上がり』全てに松本人志さんがメイン出演しています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d1811b2e4b07f6ca57e8034より引用
https://www.fujitv.co.jp/DOWNTOWN_NOW/archive/index160826.htmlより引用
https://www.happyon.jp/fukuoka-x-hitoshiより引用
https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2284/より引用
放送作家の年収ランキング
放送作家単独での年収ランキングは、現在のところ公開されていません。
売れっ子放送作家の平均年収が600万円以上と言われる一方、200万以下の人もいるそうです。
レギュラー番組を幾つか抱えているさださんは、業界の平均年収の400万円よりやや上ぐらいの収入があるのではと言われています。
テレビのエンドロールで名前を見かけるようなレベルの放送作家になると、年収どころか月収で600万円稼いでいるそうです。
ダウンタウンのお二人と幼少期から親交のある高須光聖さんやSMAPや爆笑問題出演の番組を主に手掛けた鈴木おさむさんクラスになると年収1億は確実に超えていると言われています。
https://mag.minne.com/2019/01/25/interview_mitsuyoshitakasu/より引用
https://dot.asahi.com/wa/2019061900021.htmlより引用
高須光聖さんは、『ダウンタウンのガキ使いやあらへんで!!』『ウンナンのホントコ!』をはじめ、数々のバラエティ番組を担当している日本を代表する放送作家の一人です。
バブル期はおニャン子クラブ、その後AKB48グループや坂道シリーズのプロデューサーとして知られる秋元康さんは年収50億円だそうです。
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/033000127/033100001/より引用
音楽プロデューサー兼任ですが、ちょっと別格と言ってもいいでしょう。
女性作家の有名どこでは、勝木友香さんと山田美保子さんのお二人の名前が挙げられます。
http://www.incent.jp/idea/artist/katsuki/index.htmlより引用
https://shae-bear.com/archives/1254より引用
年収は公開されていませんが、売れっ子ぶりをみると、中々の年収だと予想されます。
勝木友香さんの手掛けた番組で主なものに『明石家さんちゃんねる』『クレヨンしんちゃん』があります。
山田美保子さんは、『恋のから騒ぎ』や『天才!志村どうぶつ園』を担当しました。
まとめ
月収数万円単位で本業意外に別に生計を立てる術がないと生きていけない放送作家も中にはいれば、30代で年収一千万円以上と言うのも珍しい話しではありません。
月収600万円をコンスタントに稼いでいる人もいるほどで、年収はまさにぴんきりです。
女性の放送作家の第一人者の一人に数えられるのが、『サザエさん』『めざましテレビ』を手掛けているたむらようこさんです。
https://www.waseda.jp/inst/weekly/careercompass/2013/10/28/13419/より引用
情報力と構成力が鍵となる放送作家は、男女差や年齢はそれほど関係なさそうです。