芦田愛菜さんは、子役としてデビューしてから数々のドラマや映画に出演し、日本の芸能界を代表する女優の一人になりました。
彼女は芸能活動だけでなく、学業にも熱心に取り組んでいます。
高校時代は医学部を目指していたという噂がありましたが、実際には法学部政治学科に進学しました。
彼女が幼い頃、憧れていた医師への道を断念したのは何故なのか、そして法学部への進学を決断した背景にはどのような事情があるのでしょうか。
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芦田愛菜が医学部に進学するのでは?と噂された理由
2014年6月『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』の初日舞台あいさつに登場した当時9歳の芦田愛菜さんは、将来は薬剤師と女優を兼業したいと発言しました。
白衣を着て調合がしたいから、なんですって。
画像出典元:子役タレント応援ブログ
翌年(2015年10歳)にも薬剤師に憧れていると語っています。
その頃は白衣に憧れていたのかもしれませんね。
しかし芦田愛菜さんは薬学部ではなく「医学部に進学することが濃厚」と噂されることになります。
医学部に進学するのではと噂された理由は何だったのでしょうか?
病理医に憧れていると発言
薬剤師になりたいと語った2年後の2017年、芦田愛菜さんが12歳の時です。
4月19日「スッキリ」(日本テレビ系)で、夢は病理医になることだと明かしました。
将来の夢が薬剤師から病理医に変わったということですね。
画像出典元:Twitter
中学1年生にしてなりたい職業は医師ではなく病理医と言い切るところがカッコいいですね。
芦田愛菜さんはどうして病理医に憧れたのでしょうか?
病理医に憧れた理由
病理医は、主に採取した組織や細胞を顕微鏡で観察して診断を下します。
この診断結果で治療方針も大きく変わっていきますから、責任も重大ですよね。
欧米では“ドクターズ・ドクター”とも呼ばれ、医師が頼る究極の医師として認識されている広く認識されています。
芦田愛菜さんが病理医に憧れた理由は、小学6年生(11歳)の時、ドラマで病理医の存在を知ったことだそうです。
そのドラマは、長瀬智也さん主演の「フラジャイル」というドラマです。
2016年1月13日から3月16日まで毎週水曜22時 – 22時54分にフジテレビ系のフジテレビ水曜10時枠の連続ドラマで放送されました。
画像出典元:なんへんcom
これは長瀬智也さん扮する病理医の桐生慎一郎が、病気の原因や死因を解明するために奮闘する物語です。
芦田愛菜さんは、このドラマで病理医の仕事や役割に深く関心を持ち、病理医の重要な役割や面白さを知ったようです。
そして病理医の知識や技術を尊敬し、自分もそうなりたいという夢を持ったのでしょう。
11歳で、このような認識を持つなんてただものではないですよね。
慶應義塾女子高校の内部進学で念願だった慶應義塾大学医学部への進学が内定
彼女は女優業で才能を発揮する一方で、学業でも素晴らしい成果を収めています。
慶應義塾中等部に進学
画像出典元:PRTIMES
芦田愛菜さんは2017年(平成29年)2月に難関・慶應義塾中等部に入学しました。
小学6年生の時に1日12時間勉強したらしいです。
その結果合格した中学校は、慶應義塾中等部(偏差値:76)、女子学院中学校(偏差値:75)、桜蔭中学校(偏差値:77)、晃華学園中学校(偏差値:56)の4校です。
この中で、女優を続けていける慶應義塾中等部を選択しました。
画像出典元:教育情報共有ブログ
女優業の傍らで勉強して、見事に名門に入学するのですから”凄い”としかいいようがないですね。
慶應義塾中等部から慶應女子高校へ進学
画像出典元:週刊女性PRIME
芦田愛菜さんは2020年に慶應義塾中等部を卒業し、そのまま慶應女子高校へ進学しました。
そして念願だった系列慶應義塾大学の医学部への進学が内定したと報道されました。
慶應女子高校から系列の慶應義塾大学の医学部に推薦で進むことができる生徒は、わずか5人の超狭き門。
それに加えて内申点も加味されたり、漢詩の暗記や小説の制作など、ハードな課題をこなさなければなりませんから、単純に成績がいいだけではダメ、ということですね。
この難関を見事突破して、医学部への内定が決まったとなれば、病理医への道をまっしぐら、と思ったのですが。
医学部内定はガセネタだった
芦田愛菜さんは慶應女子高校1年で化学を選択したものの、高校2年生で化学を選択しませんでした。
医学部を目指す生徒は、必ず化学を履修する必要があります。
化学を選択しなかったということは、つまりこの時点で医学部志望ではなかったということになります。
つまり医学部進学内定という噂はガセネタだったということですね。
芦田愛菜が慶応女子高校で化学を選択せず、医学部に進学しなかった理由
最初から医学部を目指していなかったのか、医学部を断念したのかは不明ですが、実際は医学部への道は険しかったでしょうね。
医学部と女優業の両立は難しい
画像出典元:ふぁんふぁんnote
女優業との両立を考えていた場合、もし医学部に進学すれば、女優業をセーブする必要があるでしょう。
そもそも芦田愛菜さんが慶應義塾中等部を選んだのも、芸能活動が認められているからという理由からですので、女優業を休止することも考えていなかったでしょうからね。
医学部に進学するにはハードル過ぎた
内部から医学部に上がるのは外から受けるより難しいと言われており、成績の基準は10段階で最低8.5以上、学年で上から3%以内という狭き門です。
他にも、漢詩の暗記や小説の制作など、ハードな課題をこなさなければなりません。
芦田愛菜さんは芸能活動と両立していましたから、これだけの課題をこなすのは無理があったかもしれません。
芦田愛菜さんの偏差値は70と非常に優秀でしたが、それでも医学部は難しいハードルだったのでしょう。
それに医学部に進学したとしても非常にハードなカリキュラムで、芸能活動を続けるのは困難ですよね。
芦田愛菜が慶応大学法学部政治学科に入った理由
画像出典元:タレント辞典
芦田愛菜さんは、2023年春から慶応義塾大学法学部政治学科に内部進学することが決まりました。
子役時代から芸能活動と学業を両立させ、高校3年間非常に優秀な成績を収めたために内部進学が決まったようです。
慶応義塾大学法学部政治学科は、文系最難関とも言われており、偏差値は67.5と高いレベルです。
この学科では、政治思想や日本政治などについて幅広く学び、現代社会の最先端で活躍する人材を目指しています。
芦田愛菜さんはなぜ法学部政治学科を選んだのでしょうか?
慶應義塾中等部の時には「病理医になりたい」と語っていましたが、高校に進学してからは「世界史が好きになった」と話していました。
医学以外の分野に興味を持ったのかもしれません。
芦田愛菜さんが慶応大学法学部政治学科に入学した動機や理由については、いくつかの可能性が考えられます。
〇医学部とは異なり法学部はカリキュラムが柔軟で、女優業とのバランスを取りやすい
医学部は授業や実習が多く、女優業に支障が出る可能性が高いと考えたからかもしれません。
一方、法学部政治学科は、法律から政治学まで幅広い分野を学ぶことができるだけでなく、カリキュラムも比較的自由に組むことができます。
芦田愛菜さんは読書好きで多様な興味を持っているので、政治学科のカリキュラムは彼女にとって魅力的だったのかもしれません。
また、女優業との両立もしやすくなると判断したのでしょう。
〇自分の興味や目標に合っていた。
芦田愛菜さんは高校時代に世界史が好きになったと話しており、医学よりも政治や社会に関心を持つようになったのかもしれません。
〇 進級しやすいから
芦田愛菜さんは芸能活動と両立できるカリキュラムを組める法学部政治学科を選んだと言われています。
仕事の時間が不安定な芸能生活では、夜遅くや朝早くに仕事をして生活リズムが不規則になることもあります。
その中で勉強を続けることは容易ではありません。
医学部や他の学部と比較しても、法学部政治学科は進級しやすいという特徴があります。
現実的に考えた時に、進級しやすい学部を選んだ方が両立ができると考えたのかもしれませんね。
〇 政治家に転身する予定だから
芦田愛菜さんは博識なコメントやフラットな感性で多くの人から好感を持たれています。
そのため「将来は政治家に転身してもらいたい」という声もあがっています。
法学部政治学科は政治家になるための基礎知識やスキルを身につけることができる場所ですからね。
〇アナウンサー・コメンテーターを目指すから
芦田さんはトラウデン直美さんの後輩としても注目されています。
トラウデンさんは慶応義塾大学法学部政治学科を卒業されて、政治に明るいコメンテーターとして活躍されています。
芦田愛菜さんも「サンドイッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」の番組内であれだけのコメント力を見せているので、アナウンサーやコメンテーターとしての需要もあると思います。
芦田愛菜さんがコメンテーターになれば、フラットな視点で語るコメントを聞くのが楽しみですね。
今回は、芦田愛菜さんが慶応大学法学部政治学科に入った考えられる理由について紹介しました。
今後の情報についても注目ですね。
芦田愛菜は今後、女優業を継続していくのか。
画像出典元:日刊サイゾー
天才子役としてデビューし、数々のドラマや映画に出演してきた芦田愛菜さん。
そんな彼女が、今後も女優業を続けていくのか気になるところです。
画像出典元:マイナビニュース
芦田愛菜さんは、中学受験以降も学業と役者業を両立させ、撮影現場や学業に全力を注ぐ姿勢が評価されています。
画像出典元:デイリー
芦田愛菜さんは、これからも女優業を通じて社会にメッセージを発信していくことでしょうね。
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