私が小学生の頃は、毎週土曜日のPM1時から始まる吉本新喜劇が見たくて駆け足で家に帰った記憶があります。
当時は岡八郎さんや花木京さんがおもしろいとゲラゲラ笑っていました。
でもギャグも構成もワンパターン化し会社が大改革を起こしたのが1989年のことです。
心斎橋2丁目劇場ができて若手が台頭してくる中、新喜劇の人気に陰りが見えてきたのですよ。
ファンだった岡さんや花木さん、それに原哲男さんも勇退されました。
「隙があったらかかってこんかい!!」
「学生時代ピンポンやっとったんや!!」
という岡さんの持ちギャグをもう一度見てみたいものです。
若者に受ける新喜劇を作るため、若手が入団しました。
今も活躍されている今田耕司さんや東野幸治さん、板尾創路さんと蔵野孝洋(現ほんこん)のコンビの他吉田ヒロさん他が新加入メンバーです。
吉本新喜劇歴代座長一覧
吉本の歴史は古く詳細は不明ですが、確認できた順で並べてみますね。
花紀京
平参平
秋山たか志
財津一郎
岡八郎
原哲男
桑原和男
船場太郎
阿吾十朗
木村進
間寛平
伴大吾
谷しげる
室谷信雄
池乃めだか
今田耕司
東野幸治
板尾創路
蔵野孝洋
内場勝則
辻本茂雄
石田靖
吉田ヒロ
小籔千豊
川畑泰史
すっちー
酒井藍
「ピアノ売ってチョーだい」の財津一郎さんは吉本新喜劇出身の役者さんだったのですね。
座長ではありませんが藤田まことさんも新喜劇出身なんですよ。
座長の人気は?
現在の新生吉本新喜劇の座長は小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍、辻本茂雄、内場勝則の6名です。
Yahoo!知恵袋より引用しますと
goh********さん
1)内場
2)酒井
3)小籔
4)すっちー
5)川端
6)辻本
har********さん
1)すっちー
2)辻本
3)内場
4)酒井
5)川畑
6)小藪
m00********さん
1)辻本
2)川畑
3)内場
4)小藪
5)すっちー
6)酒井
他にも
〇小藪さんが一番面白い
〇辻本さんのパンナコッタで客席とのやり取りが最高
〇すっちーさんが最高
などやはり人それぞれの好みがあるのですね。
ちなみに私個人としましては
1)小藪さん
想像力が豊かで話を盛り上げる話術が優れていると思います。
何でもない話でも小藪さんが喋ると面白いですよね。
2)辻本さん
ボケにつっこむタイミングが絶妙です。
連続したボケと突っ込みのかけあいはゲラゲラ笑ってしまいます。
3)内場さん
定番のボケや突っ込みをされても、毎回笑ってしまうのは内場さんが持つ魅力なのでしょうね。
4)すっちーさん
劇の笑いのツボをよく研究されているなあと感じます。
他人を引き立てつつ自分の持ちギャグを出していく技術は素晴らしいと思います。
5)酒井藍さん
他の女性では真似のできない笑いを提供してくれます。
益々、伸びていくのでしょうね。
6)川端泰史さん
1本のストーリーを地味に色付けし一つ一つの作品を仕上げていくように感じます。
茂造のアドリブって台本通りの噂
茂造こと辻本茂雄さんのアドリブについて話題になっていますね。
本当にアドリブで無茶ぶりをして個人攻撃をしているのかと。
実際に劇を見に行った知人に聞きますと、同じシーンで同じ無茶ぶりをしていたそうです。
つまり、いかにもアドリブに演出で見せているだけで本当は打ち合わせをしていることが推察できます。
確かに一字一句間違わないような打ち合わせ通りの演出ではなく、少しは台本にないことも言うかもしれませんが。
私も野外でお笑いの劇を見たことがありますが、その時も午前の部、午後の部とも同じ設定でやりとりされていました。
いかにも、この瞬間思いついたかのようなアドリブでしたが。
まとめ
私は幼いころから吉本新喜劇が好きでしたが、ただお年寄りに「あの世が近い」とか顔の欠点(あごが大きいとかブスだとか)を笑いにすることは、子供ながらにとても嫌でした。
しかし今ではそれが吉本なら笑えるという気持ちに落ちついてきました。
自分も成長したのでしょうが、吉本も「それが吉本のネタ」という風に受け入れられてきた証なのでしょうか。
坂シリーズで吉本坂も好調な様子ですね。
これからどんなエンターテインメントをみせてくれるのでしょうか?
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