阪急阪神東宝グループのエンターテイメント事業の一つである宝塚歌劇団は古くから日本で親しまれている歌劇団です。
1914(大正3)年に初公演を行って以来、現在も未婚の女性だけで構成されています。
今まで『ロミオとジェリエット』「ベルサイユのばら』『風と共に去りぬ』をはじめ、数々の名作を披露し、楽しませてくれました。
http://archive.kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j330r.htmlより引用
https://matome.naver.jp/odai/2143348119446271801/2143350754571825003より引用
http://archive.kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j351.htmlより引用
1954(昭和29)年の日伊合作映画『蝶々夫人』の制作において、八千草薫さん等選抜メンバー15名が現地へ赴き、ローマへの渡航をきっかけに、海外公演が急増します。
https://jisin.jp/entertainment/interview/1616191/より引用
右肩上がりと呼ばれた高度経済成長真っ只中の1980年代より、各組の主演者が主演男役・トップスターが固定されるようになります。
トップスター昇格には、いろんな条件を満たす必要があり、スターを予測するのを楽しみに、長期的に宝塚へ足を伸ばし応援する人が増えます。
初公演から100周年を迎えた2014(平成26)年には、人気項目の再演が行われました。
男役、女役、娘役だった宝塚出身女優は?
男役だった宝塚出身女優で先ず挙げられるのが、1964(昭和39)年生まれの大阪府豊中市で育った、オスカープロモーション所属の真矢ミキさんです。
https://gonnbe.com/2018/08/21/post-805/より引用
https://luupy.net/1211より引用
1995(平成7)年に『エデンの東』の花組トップスタートなりますが、バラエティー・教養番組で活躍する真矢ミキさんの現在を思うと、意外に感じる人が少なくないかもしれません。
男役の元宝塚歌劇団月組トップスターだったのが、1956(昭和31)年生まれの兵庫県洲本市出身の大地真央さんです。
https://talent.thetv.jp/person/0000002560/より引用
https://xn--news-415g30o.com/2018/03/15/%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E6%AD%8C%E5%8A%
87%E5%9B%A3%E3%81%A7%E7%94%B7%E5%BD%B9%E5%87%BA%E8%BA%AB%E3%81%
AE%E5%A5%B3%E5%84%AA%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%88%E3%81%B0/より引用
大河ドラマの『武田信玄』『功名が辻』やNHK朝ドラの『とと姉ちゃん』が、出演した主な代表作です。
娘役だった宝塚出身女優で最も有名なのが、1960(昭和35)年生まれの福岡県八女市出身のポエムカンパニーリミテッド所属の黒木瞳さんです。
https://www.jprime.jp/articles/-/14671より引用
https://luupy.net/1350より引用
娘役として、史上最速となる僅か入団2年目で、大地真央さんの相手役として、月組トップ娘役に就任します。
http://purple-stars.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-825f.htmlより引用
映画『失楽園』やNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』では豊臣秀吉の正室であるおね役を演じる等、味のある演技が特長的な日本を代表する女優の一人です。
1931(昭和6)年生まれの大阪府出身の八千草薫さんもかつて娘役だった宝塚出身女優だったことで知られています。
http://joyuslife.info/archives/3671より引用
1952(昭和27)年に『源氏物語』の初出演で、現在にも通じる愛らしい姿が話題となり、一気にブレイクすることになります。
『赤い疑惑』や『俺たちの旅』に代表されるように、昭和の人気テレビドラマに欠かせない存在でした。
なお、宝塚には男役と娘役とも呼ばれる女役があり、八千草薫さんや黒木瞳さんがその代表格と言っても過言ではなさそうです。
元宝塚出身で現在独身の女優は?
元宝塚歌劇団月組トップスターだった、1964(昭和39)年生まれの東京都出身の真琴つばささんは現在独身です。
https://talent.thetv.jp/person/0000206496/より引用
https://ameblo.jp/makuriken888/entry-12053009556.htmlより引用
歌手や女優として活躍する一方で、『THE 夜もヒッパレ』をはじめ多数のテレビ番組に出演しています。
宝塚への愛が人一倍強く、実家で猫ちゃんと仲良く暮らしているそうです。
1967(昭和42)年8月8日生まれの東京都台東区東上野出身の研音所属の人気実力は俳優として知られる、天海祐希さんも元宝塚歌劇団月組トップスターでした。
https://kirakira-plus.com/archives/5107より引用
https://jacobdream.com/amamiyuuki/より引用
いわゆる男役出身の有名女優で、テレビドラマ『離婚弁護士』『緊急取調室』が、出演した主な代表作です。
イメージ的には結婚しているように見えないこともないですが、10年ちょっと前に独身宣言をしています。
cmやバラエティーで活躍している元宝塚出身のタレントは?
サントリー金麦のcmに長年出演しているのが、1971(昭和46)年生まれの兵庫県出身の松竹エンタテインメント所属の壇れいさんです。
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1710892/より引用
https://ago-blog.com/?p=602より引用
元宝塚歌劇団月組・星組トップ娘役として活躍し、歌手で俳優の及川光博さんが夫です。
https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1023/myj_181023_4945452862.htmlより引用
バラエティーで活躍している元宝塚出身のタレントと言えば、1976(昭和51)年生まれの名古屋市出身で、人力舎所属の遼河はるひの名前が挙げられます。
https://talent.thetv.jp/person/1000001199/より引用
https://matome.naver.jp/odai/2144498711980070001より引用
『天才!!カンパニー』に初出演後、検索数が急上昇してキーワード1位となり、知名度がアップし、本人も喜んでいました。
遼河はるひさんは、宝塚時代には、173cmの高身長を活かし、男役として活躍をします。
まとめ
元プロ・テニスプレーヤーで、現在はスポーツ解説者等で活躍を続ける松岡修造さんの長女の稀惺(きしょう)かずとさんが、4月宙組公演で初舞台を踏みました。
https://kageki.hankyu.co.jp/star/kisho_kazuto.htmlより引用
松岡修造さんからすると、阪急阪神東宝グループの創始者の小林一三さんは、曾祖父になります。
華やかな宝塚のイメージに似合った話題で、注目を集めるニュースとなりました。
2018年度には年間310万人の観衆が訪れ、年度別で過去最高を更新したのは嬉しいです。
世界的にも稀な女性だけで構成される宝塚は、人材育成や作品作りにも絶えず努力を続けているようです。
大正から昭和、平成とそれぞれの時代で輝いた華麗なる宝塚の令和での活躍も益々、楽しみです。
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