滑走路に書かれている数字の意味は?日本一長い滑走路と短い滑走路はどこ?

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知人が香港旅行へのお土産にと紅茶をいただきました。

早速いただきながらネットで香港の夜景を眺めていました。
youtubeで機内から見た香港国際空港の景色が流れており、まさに圧巻の景色ですね。

ところで滑走路に数字が書いてあることをご存知でしょうか?
あれは何を意味するものなのでしょうか?
また滑走路の長さはどのくらいう必要なのでしょうか?

今回は滑走路の数字の意味とどのくらいの長さが必要かを記していきます。

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滑走路に書かれている数字の意味とは?

この数字は一つの滑走路の両端に一つづつ書かれています。

「滑走34Lに進入してください」
「滑走路34Lに着陸します」

管制塔と機内では、このような通信をしています。

関西国際空港には一端に「24L」と書かれており、もう一つの端には「06R」と書かれています。

この数字は滑走路の向きを方角で表しています。

時計を思い浮かべて下さい。
一番上が12で下が6、右が3で左が9です。

時計は60で刻んでいますが、方角を表すのに360で刻みます。
時計を方角であてはめると、時計の1は方角の03となります。
時計の2は06、3は09、4は12、5は15、6は18、7は21、8は24、9は27、10は30、11は33、12は36となります。

関西空港の24と6の数字は時計で言うと8と2に当てはまり、8は南西と南南西との間、2は北北東と北東の間くらいです。

グーグルマップで関空を確認されてください。
時計の2と8を結んだ線上に滑走路があります。

関空の管制塔から機内のパイロットに向かって「24Lに進入してください」と許可すればパイロットは時計の2から滑走路に進入し、時計の8に向かって着陸します。

関空は平行して滑走路が2本あるのでLとはパイロットから見て左側の滑走路のことです。

つまりR は 右ですね。
ちなみに3本ある場合はC は 中央を表します。

滑走路の長さの定義とは?

滑走路の長さと言っても「離陸距離」と「着陸距離」があります。

飛行機が滑走を始める地点から、離陸後、高度10.7m(35フィート)に達するまでの距離を「離陸距離」といい、着陸態勢に入って、滑走路の端を高度15m(50フィート)で進入し、着陸後、飛行機が停止するまでの距離を「着陸距離」と言います。

ただ「離陸距離」と「着陸距離」だけあればそれで良いかというとそうではありません。

例えば離陸しようと滑走している途中で不具合が発生すれば飛行機を停止させなければなりません。

1)離陸距離に滑走距離の15%を加えた距離

2)滑走後、副操縦士がV1(ブイワン)とコールするまで、不具合が生じた時に停止できる距離

3)副操縦士がV1(ブイワン)とコールしてからは、飛行機は必ず離陸しなければなりませんが、その際に離陸後の高度10.7m(35フィート)に達するまでの距離

この3つの中で一番長い距離を必要離陸滑走路長と言います。

また、着陸においては着陸距離の 1.67 倍の距離を必要着陸滑走路長と言います。

必要離陸滑走路長と必要着陸滑走路長の長い方が、その空港に必要な滑走路の長さとなります。

日本で一番長い滑走路は、成田国際空港のA滑走路と関西国際空港のB滑走路で、共に4000mの長さがあります。

反対に一番短い滑走路は鹿児島県の薩摩硫黄島飛行場と茨城県の大利根飛行場で、共に600mです。

まとめ

今回は滑走路についてまとめてみました。

滑走路に書かれている数字にも意味があるように照明にも意味があります。

ブイワン、ブイアール、ブイツーってドラマ「グッドラック」でキムタクが言ってましたが、こういった操縦士や副操縦士の二人三脚だけでなく、色々な人や色々なもので飛行機は安全に飛ぶことができるのですね。

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